〒379-1203
群馬県利根郡昭和村糸井1057-2
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カット野菜をはじめとしたヤマダイフーズ商品の魅力は、なによりおいしいということ。実際にお客さまからも「一般的なカット野菜で感じるような匂いがしない」、「野菜本来の味がしっかり生きている」と高い評価をいただいております。その理由は、殺菌に使われる次亜塩素酸ナトリウムの濃度が通常よりも低く設定されていることにあります。
産地から工場に運ばれてきた野菜は、カットの前に菌や虫などの除去を目的に、殺菌水で洗浄・殺菌を行います。当社では、収穫から加工までのロスタイムカットと、徹底した温度管理により、滞留中に菌が繁殖するリスクを低減。
こうした徹底した衛生管理体制により、濃度の低い殺菌水でも、日持ちや鮮度に影響のない加工を実現しています。
食品工場の三大クレームといわれる食中毒や異物混入、食品の表示義務違反による事故を未然に防ぐため、品質管理部による日々の細菌検査や衛生管理を徹底。殺菌水濃度やラベルの印字、作業中の身だしなみなどの厳しいチェックを行っています。
また、食中毒菌をはじめとした中温菌の増殖を抑えるため、野菜の温度管理にも厳しい基準を設けているのが特徴です。従業員の作業区域は10℃以下、冷蔵庫は5℃以下に設定。温度に異常が見られた際には速やかに現場を確認し対応できるよう、場内の温度は全て品質管理室にて一括管理するシステムを導入しています。
さらに、生産から消費地まで最適な温度・湿度を一貫して流通させる「コールドチェーン」を整備し、鮮度のキープにも注力しています。
ヤマダイフーズでは2018年よりHACCPに基づいた衛生管理を導入。さらに、2021年には食品安全マネジメントシステムFSSC22000の認証も取得しました。個人衛生から場内衛生まで徹底して管理し、食中毒や異物混入、食品の表示義務違反といった事故を未然に防止。安全・安心かつ衛生的なカット野菜の生産に取り組んでいます。
工場内の設備としては、工程ごとに一方通行の動線を造り、汚染区域、準汚染区域、準清潔区域、清潔区域それぞれに仕切りを設けてエリアを区分。交差汚染を防ぐゾーニングをすることで、異物混入や細菌繁殖のリスクを低減し、食の安全を守っています。今後とも食品安全マネジメントシステムを運用し、お客様へより安全・安心な商品を提供してまいります。
スーパーやコンビニエンスストアなどで販売されるカップサラダづくりで大切にしていることは、常にお客さま目線を忘れないこと。新商品開発の際には、価格、内容構成ともにお客さまのニーズにあった商品の企画・開発を心がけています。また、サラダの彩りや盛り付けの仕方など見た目に関する部分には、女性目線のアイディアを取り入れ、手に取りたくなるような商品づくりに力を注いでいます。